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振動工具取扱作業者安全衛生教育

建設現場では、さく岩機などの振動を伴う工具が多く使用されています。
こうした工具を長時間使用すると、手や腕がしびれたり、指が白くなるレイノー現象を引き起こすなど、振動障害を発症する恐れがあります。
振動障害は、一般的には時間をかけて進行していきますが、個人差があるため、人によっては短期間に発症することもあります。このため、工具の正しい点検や、作業時間の管理、定期的な健康診断など、適切な予防対策が重要となります。
労働安全衛生法では事業者は危険又は有害な業務に労働者を従事させる場合は特別教育を行うよう規定され、「振動工具の取扱業務」は、労働安全衛生法第59条3項により「危険又は有害な業務」に指定されています。
学 科
振動工具に関する知識 | 1時間 |
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振動障害及びその予防に関する知識(振動障害の予防措置を含む) | 2.5時間 |
関係法令等 | 0.5時間 |
(学科計 4時間) |
実 技
なし
講習時間4時間
料金 7,500円